こんばんは。
全くアダチに行けてないアダチスタッフです。あまりにも行ってなくてアダチのスタッフなのか怪しい気持ちになってきましたので、せめてブログを書きます。



奉務する洲原神社の大切なお祭りが近づき、俄かに慌ただしくしております。
ああ…アダチのコーヒーとケーキが恋しい…
でも、お祭りのため特別にブレンドしてもらった洲原ブレンドのお披露目がもうすぐ^_^！
楽しみです。





最近暇つぶしにインスタ見ていて、こんな言葉を目にしました。
「刻石流水」
人から受けた恩は心の石に刻みこみ、人に施してあげた事は水に流そう、ということなのだそうです。


今日神社にあるご夫婦がみえました。
「N村と申します。父がいつもこちらに参拝しておりました。大変お世話になったと伺っておりますが…」社務所を覗かれ、こうご夫婦が話しかけられた時、まだ続きを聞かぬうちからドキッとしました。
「9月にこの世を去りました。今日は生前父がお世話になった御礼に参りました」
やはり、御不幸のお知らせでした。
ご夫婦は仕切りに御礼を言われて、「父がずっと洲原神社のことを話していて、お世話になっていると聞いていた」とお話ししてくださいました。
N村さんは、ある時は毎日お見かけするほど、足繁く通ってくださった方でした。境内のお掃除をしてくださったり、若い桜の木をよく労ってくださったりしていた姿が印象に残っています。私も何度かお話しをさせていただき御顔も覚えていたので、最近お姿を見かけないなぁとは気にかけておりました。
それでも、参拝者のうちの1人。「お家が遠い方だからなぁ」くらいにしか私は思っておりませんでした。

ご本人が亡くなられて、そこで切れてしまうご縁でも仕方ないものだったのです。けれど、ご夫婦の来宮によりまた縁を繋ぐことができました。私たちは亡くなられたことすら知らずにこれからを過ごしていたかもしれないのに、知ることができたというのは幸いです。
その時に「刻石流水」という言葉が浮かびました。

N村さんが洲原神社のことを忘れずにいてくださって、そしてまた娘さんご夫婦もそのことを忘れずにいてくれた。
そうして繋がった縁でした。


本当に有り難いことです。

私もこうして今日また１つ恩を受けました。しっかり石に刻みこみたいと思います。



ただ、とりわけ難しいのは「流水」の方ではないでしょうか。
対価を求めず行動せよということですね。
…私、水に流せるかなぁ…
性格的にムリかもなぁ…
まぁでも性格は変えらないが考え方は変えられるの精神で。
…より一層修行に励みたいと思います(-.-;)



アダチに行ってないのでアダチのネタが無くてごめんなさい。笑笑
カフェオレのもとで作ったカフェオレ飲んで、夜更かしします。
寒いので今日はあっためて飲みます☆


※写真は鳥居前の紅葉です。