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劇団フルタ丸「梟の服」

Posted: 2018.10.26 Category: ブログ Comment: (0)

劇団フルタ丸「梟の服」イメージ1

劇団フルタ丸さんの「梟の服」を観劇して参りました。

フルタ丸さんは普段は東京の下北沢を中心に活動されている劇団です。代表のフルタジュンさんが美濃市の松森出身だということで、凱旋公演はこれで3度目のようです。美濃市のDiAngeloにて公演が行われました。


私は月曜日の店内演奏でお馴染みの古田大地さんを通じて今回の公演を知り、観に行くことにしました。


ちょっと長くなりますが、すごく面白かったので、感想とも回想とも言えないブログをしたためます。笑

(※下の方に行くと衣裳を着た写真がありますので、もしこれから観劇の予定がある方はご注意ください。許可はいただいています)


「梟の服」

〜あらすじ〜
夜の洋服屋にひとりの男が飛び込んで来る。
これから念願の女とのデートだが着ていく服がないと言う。
センスに自信のない男は、店員に服を尋ねる。
それは何気ない問いかけだった。
そのやりとりを聞いていたもう一人の店員も、なぜか服を探し始めた。
二人の店員は、次から次へと男に服を見立てながら冷静さを失い始める。
「ファッションとは…」という迷宮の扉を開けてしまった店員達と
「何のことやら全くわからない」着せ替え人形状態の男。
女との約束の時間だけが刻一刻と迫っていた。

(フルタ丸HPより引用)



なんだか爽やか系でオシャレに精通してそうな、あーこういう人服屋にいそうーっていう男性と、アーティスティックで融通が利かなさそうな男性。この明らかにタイプの違う店員2人。そこへやってくる「明らかにダサい」かっこうをした客。
これから何が起こるかなんとなく想像ができて、どうなっていくんだろう、どちらの服が選ばれるんだろう?とわくわく感が広がる入りでした。
この導入の部分からさっそく、ファッションって難しいなーーーーって思わされました。
「明らかにダサい」っていう、ここからすごく難しい。
「あ、この人ダサい人だーっ!」
って観客に思わせないといけないんだけど、ダサいもかっこいいも割と人それぞれもってるものであって、必ずしも全員がダサいと思うかどうかがわからない。
客役のフルタさんが着ていたのは上が紫、下が緑のジャージで、まぁダサいですよね。普通にその辺で着てる人がいたら「え?!」って思います。
でも服って着る人によってけっこうかっこよく見えたりすることもあるし、しかも舞台衣装になるとその奇抜な服はわざとだろうかとか、見栄えのために敢えてビビットな色なんだろうかとか、色々ありますから、ダサいと感じてもらえるかどうか難しい問題だなぁと思いました。
そういえば高校生の頃、真ピンクのTシャツ(所属していた子どもミュージカルのチームTシャツ)に真緑のジャージ(高校の)で、このかっこうはいかがなものかと思いつつ学校帰りで仕方がなくまぁいっかと市民音楽劇の練習に行きました。そしたらその日に限って欠席したソリストの代役があり、また運悪く新聞の取材が入り、そのあまりにもダサい格好がまぁ小さくなんですけど新聞に載ってしまうという悲劇を思い出しました。忘れていたのに。
しかし新聞に記事が掲載された日、私が余りのタイミングの悪さを嘆いていたら、「え、何が変なの?」と言う方もみえまして。つまり人の価値観によっていいも悪いも変わってしまうのでほんとにオシャレって難しいです。
また、大学生のはじめまで、私はジーパンの上に薄いスカートを重ね履きするのが癖でした。とにかく脚の形を出したくなかったんです。で、別にダサいとも思わず、母親がいいというから着ていました。劇中にも「母親が買ってきた服を疑いなく着るタイプだろ」みたいなセリフがありましたが、まさに私がそのタイプです。
2年生になって、あれは秋頃でした。単純に10代で着てた服がだんだん着れなくなって、服装が変わってきて…みんなで買い物に行ったある日。女性の顔を9段階評価する男友達に「服装垢抜けたよねー」「入ってきた頃と大違い」と言われました。別に垢抜けたつもりも無かったんですが、ああ今までこの人は私の服をダサいと思ってたんだなとそこで気づきました。ははは、と笑っておきましたかが、実は内心ショックでした。でも私からしたら、男のくせにスカートを履くことのあるその友人の服装センスも謎なんですけどね。笑
劇を見ながらそんなことばっか思い出してしまって、あー…わかるわかる。とひたすら頷いていました。

元スタイリストの店員に対し、「オシャレの総本山」っていうのも、激しく頷きました。よくぞそう表現してくださった。と。面白すぎるので、今後引用させていただきたいです。ほんとに。

自分のデザインした服を店に勝手に置こうとする店員に対し「一線でやればいい」と言ったスタイリスト崩れの店員。「一線じゃやれないことを知っている」と答えた店員。絵が好きというだけで美術予備校に入り、美大に入り、一線で活躍するレベルの人間を嫌というほど見てきて、結局美術教師になった自分。(辞めましたけど)そのことを私は恥じても何もないですが、なんだか胸がチクリと痛む感じがしました。




フィクションなのにふと自分自身のことと重ね合わせてしまうことがある。
だから演劇を観るのが好きだなぁと思いました。



実はフルタ丸さんを観るのはこれで2度目!
大学時代の演劇仲間がフルタ丸さんで客演し、公演に誘われたので下北沢まで観に行ったことがあります。その時は代表のフルタさんが美濃の出身とは知りもせず、でしたが、その公演もすごく面白くて、長文の感想メールを送った覚えがあります。

またも長文を書いてしまいましたが、本当に面白かったです。

次は京都で公演を行われるそうです。
追っかけていきたいくらい!!
たくさんの方にぜひご覧になっていただきたいです^_^

劇団フルタ丸「梟の服」イメージ3

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