カフェ・アダチ

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8:00 - 19:00 金曜定休

全席禁煙 / バリアフリー

座席数:店内44席

岐阜県関市小瀬1833

0575-23-0539

© Cafe de Gallery Adachi

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小森オーナー ペルーを訪(ゆ)くイメージ1

「小森オーナー ペルーを訪(ゆ)く」
ペルーのコーヒー農園道中記、店内にてご覧いただけます。ブログでは書かなかった内容などもありますので、ぜひ店頭でお手に取ってご覧くださいませ。

今回生産国で気になったことは、パーチメントによるコーヒーの品質管理の実態です。生豆や焙煎豆に慣れたわれわれからすると、パーチメントの香りや水分量で品質を管理するという感覚は、いまひとつよくわかりません。
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パーチメントに複雑な香りがある。。しかし慣れてくると、確かにパーチメントにあるデリケートな香りで、品質の良し悪しがなんとなくわかるようになってきます。
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私が見た出国前のパーチメントは、フリーウォッシュドですら果肉やミューシレージが残っていることがありました。パルピング後の状態では、発酵槽をバウンドせずに簡単に水洗されることもありました。もちろんミューシレージもたっぷり。
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この場合、フリーウォッシュドの明確な区分は曖昧になります。果肉片も、手動のパルパーでは、まわす速度でも取れ方は大きく変化します。このあたりは、本で読んでいてもわからないようなことです。
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たとえばこのような状態をたんに水洗式精製の質に結びつける議論は、生産者の現実性を欠いたものと思えます。電動式のパルパーや、水量の制約のない農家の話だけをすると、全体性が見えてきません。
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こうした生産国事情、小規模農家事情を、抽象的にでも現場でよく理解しておくことが大切ではないかと思います。とくに世界各国の生豆が簡単に手に入り、代わりにグリーンビーンズのあらゆる商品価値付けも存在しうる我々のような国においては、そのしゅの留意は必要ではないでしょうか。
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すんなり帰国と行きたかったのですが、ちょうどクスコで大規模ストライキが起こり、街の情勢が深刻に悪化、一瞬帰国も危ぶまれました。これまた消費国では、ほとんどありえないような出来事です。情報収集に努め、ハラハラしながらもなんとか帰ってこれました。
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長い旅でしたが、色々と勉強になりました。
(スペイン語だけもう少し勉強しておけば良かったですが)。
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これはフリーウォッシュドでのサンドライです。果肉片もあり、ミューシレージのたっぷり残っているものもあり。これもすべて脱殻前、消費国にいてはなかなか体験できない感覚でした。
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農村でのコーヒー消費は、ほとんどローグレードコーヒーの深煎り、砂糖入りです。お湯の沸いた鍋にそのまま挽いて入れ、上澄みを飲みます。これが優しい味、とにかくほっとする味。もちろん子供でもゴクゴク飲めます。
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ちなみに街に出ると、カフェではどこも簡易エスプレッソとコーヒーメーカーといった趣きです。チャチャポヤスのカフェでは、濃いコーヒーリキュールをお湯で割るといった面白い供され方がありました。味はとっても美味しかったですよ。
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電気も水道もガスも日本のようには存在しない場所にいると、本当に時間感覚を失いかけます。
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収穫の無い日は、本当にのんびり。ひたすら長閑です。
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日本人の感覚からすると、娯楽らしい娯楽もありませんが、大自然の中でゆったりと時間が流れ、空には雲が流れ、犬がひたすらしあわせそうに寝ているのを見ていると、豊かさってなんだろう? と思わずにいられません。
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日曜日にはパン焼きに挑戦させてもらいました。焼きたてのパンがまた絶品なんです。日本のパンとは違う、噛み応えがあって、味が強く、とても香ばしい味がしました。
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これがまた、甘い深煎りコーヒーととっても良く合います。忘れられない味となりました。
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ロサンゼルス国際空港とリマ、ハエン空港とメンドウサを経由して南米ペルーの奥地アチャマル村を訪ねました。片道の移動時間は30余時間。これも2016年にハエン空港が出来て20時間ほど短縮されたというのだから驚きです。
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ペルーの現地人でも正確な場所がよくわらからないアマゾンの集落といったところでしたので、さすがに単独移動は不可能、ハエンから4WD車をチャーターしました。道中、牛が横切るわ鶏が横切るわで大わらわ。運転手も対向車もとくに気にせず進んで行きます。
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こんな断崖絶壁のうねり道を、ぐるぐると8時間ほど移動します。ほとんどガードレールもありません。どうして酔わなかったのかいまでも不思議ですが、おそらく完全に腹を括っていたのだと思います。
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到着したメンドウサで一泊。豆(パーチメント)の保管庫と、サンプルロースターを見学しました。
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ふだん自分たちのお店に届くための第一関門といったところです。
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ペルーでの食事はおもにライス。私が食べたものは付け合わせに鳥肉を調理したものが多かったです。味つけはお塩、にんにく、たまねぎなどで、とても日本人の口に合います。
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メンドウサで一泊し、次の日はいよいよ農園に出発。アチャマル村の朝霧深い神秘的な森林の光景はまさにコーヒーの秘境というにふさわしい場所。素晴らしい景観です。
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初日はコーヒー豆(パーチメント)の集積場を訪れました。購買にいたるまでの厳しい品質のチェックが行われています。消費国側にいると気づかないのですが、ほとんどの品質対応はパーチメントの状態です。これは自分には意外でした。
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午後からは農園に移動。ゲイシャがどれくらいなっているかずっと気になっていました。収穫量はものすごいわけではなく、やはりまだ足元を固めているといった段階。それでもペルーでゲイシャを初収穫といった場面に立ち会え、遠くまで来て本当に感動。
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日をまたいでのパルピング、水洗、そして乾燥。生産国ならではの体験です。
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収穫はとにかく楽しいの一言。皆で一生懸命摘んでいると、ずっと昔から仲間だったような意識が芽生えてきます。
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