カフェ・アダチ

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8:30 - 18:30 L.O. 18:00
金曜定休

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座席数:店内40席

岐阜県関市小瀬1833

0575-23-0539

© Cafe de Gallery Adachi

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曰わく、これを教えん

Posted: 2019.01.23 Category: ブログ本のご紹介 Comment: (0)

曰わく、これを教えんイメージ1

店主です。

以前も書いたことのある内容ですが、自分は自分の仕事をしているときにとくに意識している人が二人ほどおりまして、その方たちと会ってしゃべるときに、論語が引用されていることをよく思っています。その方たちは、論語より直接に言葉を引っ張ってきてみえるときもありますが、どちらかと言えば話しの中に、論語に貫かれている世界観があらわれているというような印象を受けます。

そんな『論語』ですが、ときおり読み返しているうちに最近気になった部分をこれから書きたいと思います(わたしの訳なので、間違っているかもしれませんが)。

孔子が衛の国に訪れた時の話です。彼は、人の往来の多さに言及します。弟子たちが、そこに何を加えて行くべきかを問います。孔子は、富ませよう、と言います。弟子は、さらに問います。富んだら、何をすれば良いのですか、と。そのあとに続く言葉がこうです。「のたまわく、これを教えん」。

私はいま自分がしている仕事の中で、とてもよく考えていた事があります。それは、ある場所が栄えるという事は、まず最初に人の往来があるべき(あわられるべき)で、富はからなずそのあとからついてくるのではないかという事です。そして、その後に「教育や知識」が、来る。

現代において支配的な経営感覚では、どうでしょうか。ほとんどの人が、知識からはじまり、それをマネタイズする事で人の往来があらわれる、と考えるのではないでしょうか。ここまで、まったく真逆の考え方です。こういう意味で、私の考えは、孔子の見ていた世界観ともしかしたらそう遠くなかったといえる部分によって支えられているのかもしれません。

しかし、今思うことは、孔子がこの場面において放った「これを教えん」という語の重みですが。

コーヒーの中にお寿司の本イメージ1

店主です。

すでに何度かこちらのブログでも取り上げさせていただいている『神田鶴八鮨ばなし』。萬屋町の蕎麦屋さんから読むように言われた本のうちの一冊です。

お客様より、なぜコーヒーの本ばかりの中に、一冊だけお寿司の本が置いてあるんですか?

と聞かれることがあります。

個人的には、この本から、コーヒーの仕事に関する大きな示唆を与えられています。とくに師岡氏の寿司を握る時の技術論は、私個人の抽出技術にもっとも影響があり、折にふれて意識せずにはいられません。お寿司だから/コーヒーだから、ではなく、極限まで磨き抜かれた技術論は、通底します。

また最近は技術の磨き方だけではなく、受け取り方や、後のものへの受け取られ方についての記述箇所がとくに印象がつよくなってきました。読むたびに発見のある面白い本は、とても良いものですね。

珈琲いかがでしょう

Posted: 2018.11.02 Category: 本のご紹介 Comment: (0)

珈琲いかがでしょうイメージ1

珈琲いかがでしょうイメージ2

ごんばんわ。アダチスタッフです。
11月に入ってひときわ夜の風が冷たくなりましたね。部屋に戻ると身体が冷え切っていることに気付きます。

あ〜あったかいコーヒーが飲みたい〜って思考がふっと浮かんできます。
1年前はバイトを始めたばっかりでまだコーヒーを淹れるどころか飲む習慣すらなかったのに、不思議なものですね^ ^


先日店長が紹介していた本もお借りしてきまして、題にコーヒーという文字のあるものをいろいろ読んでいますが、今日はまた漫画を紹介します。




「珈琲いかがでしょう」

1話読み切り型で、色んな人物とエピソードにコーヒーが絡んできます。

内容もほっこり心温まるものや考えさせられもの、様々ですが、この第1話のコーヒーを淹れるときの描写がすごくきれいで好きでした。


あとですね、たこコーヒーの店主青山一がかっこいいです。読めば読むほどかっこいいです。



冷たい風の日にオススメの漫画です!笑




心があったまったところで今日は眠ります。
おやすみなさい〜

珈琲いかがでしょうイメージ3

『珈琲大全』と『コーヒー「こつ」の科学』イメージ1

『珈琲大全』と『コーヒー「こつ」の科学』イメージ2

「コーヒーに関する本で何かお勧めはありますか?」

この質問をよくお受けします。

そのたび自分は変わらず『コーヒー「こつ」の科学』の名前をあげています。

10年後にも、同じことを聞かれたら、同じ本をお勧めすると思います。(コーヒー好きの方に配ったり、自分はいままでにこの本を個人的に30冊くらいは購入していると思います)。

良い本というのは、古びません。古びない本というのは、普遍性があります。

それは、単純にそのまま本の中に書いてある言葉が普遍的だという意味ではありません。もう少し言うと、書き手と言葉との関係性が普遍的なのです。

たとえば古びてしまう本は、その古び方において、形容詞がよく目立つようになります。それはたんに言葉として選ばれた形容詞が古さを帯びるというだけの意味ではありません。(たとえば固有名詞などは、時とともにもっとも形容詞化が進行しますよね)。

良い本の条件には、固有名詞が形容詞化する過程とはべつに、行間から形容詞の要素がわずかに顔をのぞかせる感覚があるのですが、それは時間がたってから見え方が変わります。まるで、生き物のようです。

『コーヒー「こつ」の科学』ののちに書かれた本で、この本よりも歴史言語学的に批判が届かなかったり、記述学的に精緻であったりする本は、「数冊」ほど出ていると自分は思います。しかし個人的には、それらは上記の「形容詞」の質的な点において、この本にはならばないと思います。

そしてゆいいつならぶものがあるとすれば、この本の数年前に書かれた『珈琲大全』だけではないかと考えています。

繰り返しますが、この2冊は極端な話、100年後でも再読に耐えうる本であると考えます。100年後に、ハンドピックという語がグレーディングやプレパレーション、ソーティングという語以外で呼ばれていたとしても、それは何も変わりません。これら2冊の本には、言葉の新しさによって獲得された刺激とは無縁の形で、書き手と言葉との関係性から来る「圧倒的な普遍性」があると思うのです。

僕はコーヒーが飲めない

Posted: 2018.10.25 Category: ブログ本のご紹介 Comment: (0)

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僕はコーヒーが飲めないイメージ2

最近タイトルに「コーヒー」とついているとついつい手にとってしまいます。
環境や人に影響されやすすぎるアダチスタッフです。


「僕はコーヒーが飲めない」も、ついついタイトルにひっかかって読み始めてしまいました。
全7巻で完結済。私は2巻まで読み終わりました。
ストーリーに合わせてコーヒーについての解説が入ります。今までコーヒーの本を読んでも文章の理解ができず、わかったようなそうでもないような…ってなってたことが、「あ!そういうこと!」とこの漫画のおかげで理解に至りました。美術科出身にとってイラストの力というのは偉大ですね。



コーヒーに対して色んな姿勢の人が出てきて、それぞれの視点から見るコーヒーが面白いです。



そして2巻の後半でハワイコナのコーヒー農園で主人公が働くことになるのですが、また影響を受けてしまって今すごくコーヒー農園で働いてみたい気持ちになっています。

僕はコーヒーが飲めないイメージ3

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