3月より、期間限定のブレンドコーヒーとアレンジコーヒーが登場します❗️
【スプリングブレンド】
春に咲く花のようなフローラルな香味をめざしました🌸
華やかで口当たりもよく、飲み心地の良いコーヒーです☕️
【ストロベリーチョコオーレ】
カフェオレに生クリームをたっぷりのせ、ストロベリーソースと、苺ミルクチョコをトッピングしました🍓
ぜひお試しください☺️
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3月より、期間限定のブレンドコーヒーとアレンジコーヒーが登場します❗️
【スプリングブレンド】
春に咲く花のようなフローラルな香味をめざしました🌸
華やかで口当たりもよく、飲み心地の良いコーヒーです☕️
【ストロベリーチョコオーレ】
カフェオレに生クリームをたっぷりのせ、ストロベリーソースと、苺ミルクチョコをトッピングしました🍓
ぜひお試しください☺️
店主です。
珈琲について、あるいは珈琲に関して、もっともほかのなにかに加担してうそをついている場合もあるかと思いますが、そういうものでなりわいを立てていくことについて話したりだとか、そういうことについて考えたりする時間が、隣の県庁所在地の街でありました。わたしはそのころちかいうちに訪れるおでこの強打についてのことなどもなにもわかっていなくて、額を切ることと縁を切ることとだったらどっちが難しいのだろうだとか、まったくわけのわからない比較などをしながらほんの少しの日数を過ごすことになるまでの出来事を過ごしました。
『映画の仕事は、きわめて単調な仕事です。そしてそのあまりの単調さのために、人はあれこれと技巧を持ち込んだり、多くの人を呼び集めたりすることによって、その単調さを隠してしまおうとします。こうした人生はまさに、想像力の貧困と欠如とによって支えられた、完全ないつわりの人生とでも言うべきものです』
『軽蔑』の映画作家は、「労働」について、このように語ります。しかし、これは「珈琲」もそうだという気がしてしまいました。。実際、上の文章でつねひごろわたしがうんざりするほど参照している映画作家が「映画」とくちにした上の箇所を「珈琲」という言葉に置きかえて読んでみてください。これ以上なにを言えばいいのかというくらい、「珈琲」と「労働」についてのほとんどの事柄が、上記のたったの三行にふくまれています。
そうは見えないでしょうか? たしかにこういった出来事は、目の前に多くの場面で存在しています。わたしはいくらか形を変えたりする同じようなこと、こういった出来事をだいたいいつも目の前にしているのですが、正直に言えばどんな感想を持てば良いのかがわかりません。自分がどんな感想を持っているのかも、よくわかりません。くだんの映画監督は、自身のこのことに関して、このような感想を添えています。
『こうした現象は、きわめて不可解な現象です。でも私は、こうした現象を見ていても退屈はしません。退屈なのは、そうした人生をおくるということです』
わたしは(かろうじて)コーヒーを仕事にしているような人間ですが、この仕事で自分が充実しているような心情になったことは、あまりなかったような気がします。盛り上がりも盛り下がりも(もしかしたら、多少などは、ほんの少しなどはあったかもしれないとは思うけれども)これといってなかったような気持ちです。それは自分もある程度までは「退屈」な人生を送っているからかもしれないし、あるいはそうではないからかもしれません。まわりを見ても、退屈に耐えられている人というのは、いるのかいないのかはよくわかりません。しかし、退屈に耐えられない人というのはいます。
そうです。それは、かならずいます。。珈琲を扱う仕事をする人で、退屈に耐えられないという人は、確実に存在しています。そこからだいたい、人はおかしくなります。くたびれて気力がおとろえ、仕事のやり方もふくめて、おかしくなっていきます。わたしが思うに、ある意味で強固なのは、もっともふてぶてしく泰然自若としているのはおそらく、「退屈な珈琲」に耐えられる人なのです。
と、いう感じでさらりといつものように終わろうとしていたところで、自分は最近完全に忘却していたある出来事のこと、「想像力の貧困と欠如とによって支えられた、完全ないつわりの人生とでも言うべきもの」について、自分の存在が退屈すぎて「退屈な珈琲」にすら想到しないという人のパターンについて考えるよりほかない出来事に突き当たり、ふたたびいつぞやのように顔面を思い切り机に突っ伏しておでこを強打してしまいました。涙目で帰る寸前のスタッフにくだを巻いてしまったほどです。気がつけば2月が終わります。。
店主です。
元ノートコーヒーの舟戸貴織さんにすすめられて、『バーテンダー』を読んでいました。全編を通じて示唆に富んだ内容のものでしたが、その中でとくに印象に残った場面があります。
南浩一氏によれば、良いバーテンダーになる条件というのは、「誰かの言うことを最後まで聞くか、誰の言うことも最後まで聞かないか」だそうです。しかし、これはまさにコーヒーの仕事でも同じではないでしょうか? ここには、人が人から受け取るものについての、おそろしい含蓄があります。あいだがないのです。一見すると、誰かの言うことを最後まで聞くというのは簡単にも思えるのですが、このことはきわめて難しいことです。必ずどこかで疲れてしまったりするし、面倒くさくなってしまったりするし、自分が追いかけていた、あるいは自分が学んでいた誰かのことを、空気を吸うようにして裏切ってしまいます。あるいは、裏切りとまではいかなくても、結果的には言うことを聞かなくなってしまいます。聞けなくなってしまう、という方があっているかもしれません。全体を理解することもなく、「部分的ななにかのつまみ食い」(田口護氏)に陥ってしまうこともしばしばです。
しかし、それ以上に難しいのは、誰の言うことも最後まで聞かないということではないでしょうか。誰の言うことも聞かずにやるというようなタイプが、いつのまにか本人も気が付かないうちに、誰かの言うことの通りになってしまうというのはないでしょうか? 誰かの言うことを永遠に聞き続けない、というのは、本当にきついことなのです。それはほとんど不可能にちかいことで。。わたしは、このことについて、もう一度どこかで物事の意味を考えてみたいと思っていました。こういう自己欺瞞は手におえないのです。本人が自分をごまかしつづけることができるから、手におえないのです。
自己欺瞞といえばわたしはバーテンダーのことを勝手にコーヒーに結びつくように話をしてしまいましたが、おわかりのように注意が必要なのは、コーヒーの世界には「バーテンダー」に該当することばがないということです。シェイカー等でカクテルの調合をする人物、カウンター席が設置された酒場で、カクテル・ビール・ワインなどのアルコール飲料を提供し、飲酒する客をもてなす人物を指すようなことばが、コーヒーにはないのです。無理やり言おうとすれば、バリスタだとか、コーヒーマンだとか、(語源のオブスキュアな感覚を受け入れたとて)、うそ寒いなにかを感じさせるあのようなことばたちしかないのです。このあまりにうそ寒いものは、いったい何なのでしょうか? このことを言おうとするときに感じる、凍えるしかないようなおそろしく寒い感じのことは。。わたしは、このことについてもいくつか考えてしまいます。それはつまり、コーヒーというものの属人性のなさについてのことかもしれないし、コーヒーにある「加工」という概念に対しての、ある絶対的な不可能性についてのことかもしれません。それかコーヒーというものが人間にしてきた、あるいは人間というものがコーヒーにしてきた悪魔的な物事に対しての、無意識の斥力のことかもしれないし。。
このようなことをいうためにはもう少し時間をかけてゆっくりとなにかを読んだり書いたりしなければいけないかもしれないのですが、いまの自分の忙しさでは結局なにもいえないままです。
【卸先訪問】
SO GOOD 様
〒501-3954
岐阜県関市千疋690-1
窓際のカウンター席では、柔らかな光が差す田園風景を眺めながら素敵な時間を過ごせます✨
パスタのランチセットをいただきました。
お料理、ケーキはどれも絶品です☺️
※コーヒーはカフェ・アダチが一生懸命作っています☕️
ランチタイムは是非ご予約の上、お立ち寄りください😌
【イベント開催のご案内】
「冬の小森の仕事(しごと)部屋」
2/11(日)-2/12(祝)
昨年開催されて、なぜか全時間帯予約で埋まってしまった人気(?)の企画。
小森の、小森による、「個人事業をはじめたい人」の相談所。※「冬」仕様です。
人生、何が起こるかパルプンテ。
明日のことさえ、パルプンテ。
「何かやりてえな」
「アイデアはあるんだけどな」
「こんな人生いやだ」
これを機会に、(最近どこにいるのかよくわからない)小森を捕まえて色々話してみましょう。
【開催日時】
2/11(日)-2/12(祝)
11:00-16:45
※お一人様45分で、ご予約をお願いしています。
11:00-11:45
13:00-13:45
14:00-14:45
15:00-15:45
16:00-16:45
※1日5枠となります。
ペアでのご参加も可能です。
【開催場所】
カフェ・アダチ 焙煎小屋
【内容】
入室無料です。
小森ブレンド
1杯 400円(で飲めます)。
豆売り 1500円(1日1袋限定)
【部屋にいる人】
小森敦也(カフェ・アダチ代表)
【こんな人に来てもらいたい】
どなたでも結構ですが、個人事業をはじめたい方を歓迎します。
もしくははじめた方で、人に聞いて欲しい話をお持ちの方。
(※得意分野はカフェ開業です)
大した見聞はありませんが、何でもお聞きかせください。
【ご注意事項】
・小森は本を読んだりしている時がありますが、気にせずご来室ください。
・万全の注意を払っていますが、もし寝ていたらそっと起こしてください。
・来客対応など、不在時はしばらくお待ちください。
・12:00-13:00はお昼ごはんのため、いったん閉まります。
・予約受付しています。0575230539
インスタDM、カフェ・アダチのLINEでも可。
(完全予約優先です)
【特にご注意事項】
コーヒー論争で討ち入り目的の方、コーヒー談義を目的とした方は、(大変遺憾ですが)この部屋では受付しておりません。
※当該目的の方は、どこか別の機会に小森を捕獲してください。
よろしくお願い致します。
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