「やってますか??」と中に入ると、カウンターの中に店員さんが1人、イスに女の子が1人座っていて、どうぞどうぞと迎え入れてくれました。
中は7、8席ほどしかない小さな空間でした。
アパートの一室に大きめの台所がある感じです。
メニューはタイルの壁に直書きしてあり、書かれている中から私はチャイティーラテを頼みました。
因みにコーヒーは、しょぼいコーヒーとすごいコーヒーがあって、しょぼいコーヒーがお店のオリジナルブレンド、すごいコーヒーというのは難民社長という方がブレンドされたコーヒーなのだとか。
最初はおっかなびっくりチャイティーラテをちびちび飲んでいたのですが、思い切って「なんでしょぼい喫茶店なんですか?」と店員のさかなさんに聞いてみました。
「まあ、見ての通りな感じです」
見ての通り…確かに、いわゆる「お店」らしくはなく、個人宅にお邪魔しにきた雰囲気。
お砂糖やミルクはカゴにまとまって入っていて、なぜかうまい棒やお菓子がカウンターに置かれています。壁にはラフな感じでお店が掲載させている記事の貼り紙が…。
これをしょぼいと言うのなら、そうなのかもしれません。
話題になっているようでしたので、ネットで検索してみると、経緯等いろいろでてきましたので、ちょっと引用↓↓
就活に失敗し、うつ病にも苦しんだ現役大学生・えもいてんちょうさんがスタッフのおりんさんとともに3月に起業したこの店は、早くもさまざまな背景を持った人が集う“居場所”となっている。
ということだそうです。
喫茶店にもいろんな在り方があるんだなぁと思いました。
店員のさかなさんと常連のみさちゃんが気さくに接してくれたので、岐阜から来たことや、美大出身なこと、いろいろ自分について話させてもらいました。
最後の最後に神主なことを告げると、みさちゃんが巫女さん経験者だと判明!
巫女あるあるで盛り上がり、みさちゃんと写真を撮ってお別れしました。
時間の都合でさかなさんのカレーが食べられなかったことが残念!!今度は絶対カレー食べに行きます。
思わぬ楽しい時間を過ごし、こんなお店もステキだなぁと思いました。